インスタで見るキャンピングカー生活って、自由でキラキラして見えますよね。でも実際にはその裏にもいろいろな「落とし穴」や「ご近所トラブル」といったリアルな課題があるんです。
私たちも最初は憧れだけで始めましたが、始めてみると悩まされることも多くて驚きました。でもその一方で学びもあり、解決するたびに「また成長したなぁ」と感じることもしばしば。
この記事ではそんなキャンピングカー生活に潜む意外な現実やトラブル、そして私たちがどんなふうに対応してきたかを体験談を交えてお伝えしていきます!
夢のあるこのライフスタイルについて興味がある方、ぜひ読んでみてくださいね。
キャンピングカー生活で直面する意外な落とし穴
キャンピングカー生活、自由で楽しそうに見えるでしょう?でも、実際に始めてみると「あ、こんなこともあるんだ!」って思う意外な落とし穴がたくさんありました。
今日はその中でも特に印象深いエピソードをいくつかお話ししちゃいますね。キャンピングカー生活を検討中の方には、もしかしたら役立つかもしれませんよ。
寒さと暑さを甘く見てた…これが結構キツい!
最初にいきなりぶつかったのが、季節ごとの温度調節問題です。

春や秋くらいかな、ちょうどいい季節なら快適そのもの!「やっぱりキャンピングカー最高~!」なんて思って浮かれてたんですけど、夏の真っ昼間と冬の夜中は地獄…。
特に夏はハイエースの車体そのものが金属だから、もう中にいても熱がこもってサウナ状態。車中泊なんてとてもじゃないけど眠れない日もありました。
ある日どうしても眠れなくて、夫の提案で真夜中にコンビニでガリガリ君をまとめ買いする羽目に。^-^;)
遅い時間だったのでガリガリ君しか残ってなくて、なんだか笑っちゃいましたけど、楽しむ余裕は全然なかったです。
冬は逆で、逆に冷え冷えのキャンピングカー。
暖房器具をいくつか試したんですけど、充電式だと持ちが悪いし、燃料式は場所を選びますし…。
車中泊の音問題
私たちは最初のころ、観光地の近くとか駐車場の広いスーパーなんかで車中泊をすることが多かったんです。でも、これが意外と落とし穴でした。
昼間は静かな場所でも、いざ夜になるとトラックがやってきたり他の車中泊をしている車がエンジン音をガンガン鳴らしたりしてとっても騒がしかったんです。
思い出深いのが、ある高速道路のサービスエリアでの出来事。
その日は夕方に駐車スペースを確保して「今日はここでゆっくり眠れる!」と思ってたんですよ。ところが夜中に何台かのバイク集団が到着して、エンジンを吹かすわ大声で喋るわ…。
結局その日は寝るどころじゃなくって、近くで車中泊していた夫婦の方と愚痴大会になりました。「まさかこんなに賑やかとはね~」って、笑うしかなかったですね。
水まわりのトラブル
もう一つ大きなハードルだったのが「水まわり」。
特に女性の私にとって洗い物やトイレの問題はキャンピングカー生活を考える際に頭を悩ませる要因でした。「なんとかなるよ!」なんて夫は楽天的に言うんですけど、いやいや、そう簡単な話じゃないんですよ…。
簡易トイレは設備として持っていましたが、正直メンテナンスがかなり面倒。洗い物をするにも水タンクの容量が限られているので、節水を徹底するようになりました。
特に大変だったのが、ある山間部で数日間を過ごした時のことです。水の補給がなかなかできない場所で停泊していて、「あ、またタンクが空になっちゃう!」と焦ったことがありました。
それからは事前に確認しておく大切さを学びましたけどね。このちょっとした失敗も今では良い思い出です。
虫問題は予想以上!
アウトドア好きな私たち夫婦でも参ったのが虫との格闘です。特に湖畔や河原が好きで訪れることが多い私たちは、夏場の蚊や秋口のカメムシには悩まされました。

ある夏の夜、車内に蚊が侵入してしまい、夫が「蚊との闘い」をリアルに繰り広げたのは忘れられません。彼、小さい虫にも真剣になっちゃう性格なんですよね。^-^;)
その日は網戸代わりにネットを張ってたんですが、思った以上に効果が薄くて蚊の侵入を完全には防げなかったんです。夫が「さくら、これ最後の一匹だ!これを仕留めれば平和が訪れる!」なんて本気の顔で虫を探してるのを見て、つい効果的な対策品をもっと探そうって決心しました。
結局、夫のお気に入りになったのは電撃殺虫ラケット。これ、本当に便利で、今では車内の必需品の一つになってます。
…とまあ、こんな風にキャンピングカー生活は想定外の落とし穴に日々直面しています。でもこれがまた面白いんですよね。
「次はどう対策する?」なんて夫婦で話しながら、学べることが多い生活を楽しんでいます!このリアルな体験談が一歩踏み出したいあなたの参考になれば嬉しいです。
ご近所トラブルの実例と対応策
キャンピングカー生活を始めたとき、正直「ご近所トラブルなんて縁がないんじゃない?」と思っていたんです。だって毎日違う場所に移動するんだから、わずらわしい近所付き合いなんてほぼ必要ない!と。
でも実際に生活を始めてみると、「ご近所さん」っていうのは意外といるんですよね。
例えば道の駅やRVパーク、キャンプ場など、泊まる場所で隣になる人や車が、その日の「ご近所さん」になるんです。これがまた人としての付き合いが必要だったり、時にはちょっと面倒なことが起きたり…。
今回は、そんなリアルな体験談をご紹介します。
まず一番印象に残っているのは北海道にいたときの話です。
札幌の近くにある人気のRVパークに泊まったときのこと。夕方に到着して隣には大型のキャンピングカーが停まっていました。古いけど可愛い車でアメリカンな雰囲気満載。それを所有していたのはTさん夫婦で、年配の優しいご夫婦に見えました。
最初のうちはお互いに「こんばんは」「どちらからですか?」と、いかにもテンプレートな挨拶を交わす程度の距離感。でもその夜、夫が趣味の釣りで仕入れた魚を捌いてバーベキューを始めたら、問題が起きました。
魚の焼けるいい匂いが漂い始めた瞬間、Tさんのところから「ちょっと!煙がこっちに来てますよ!」と声が聞こえたんです。急に大きな声でお怒りモードになられて本当にびっくりしました。
その時の会話が、今でも忘れられません。
- Tさん夫妻:「これ、食事中なのに匂いがキツすぎる!」
- 私たち:「すみません、すぐ片付けます!」
- Tさん:「こんなことされたら、ここに泊まれませんよ!」
正直、私たちだって魚を美味しくいただきたかったし、迷惑をかけるつもりはなかったんです。でも、風向きや煙の影響ってキャンピングカー生活では本当に予想外の落とし穴。
特にこうした共用スペースでのマナーの違いが大きなトラブルに繋がることがわかりました。
対策その1:事前にルール確認と声掛けをしよう
その事件の後、私たちは大事なルールを学びました。それはバーベキューや調理をする前に周囲に声を掛けておくこと。
実際「ちょっと魚焼いていいですか?」と聞いておくだけで、ほとんどの場合OKをもらえますし、その場の雰囲気も和やかになります。
特にキャンピングカーの排気口の位置や窓の場所を意識するようになりました。風向きや煙の影響も考慮する必要がありますね。
対策その2:「ちょっとした差し入れ」で関係改善
さらに私たちが取り入れたのが「差し入れ作戦」です。
Tさんのお怒りを鎮めるため、夫が焼いた魚をその場で少し切り分けて「よかったらどうぞ」とお裾分け。最初は「いいよ、そんなことしなくて」と断られたものの、最後には「美味しいね~」と笑顔を見せてくれました。
このことで軽いトラブルならその場で解消できるんだと肌で感じました!
他にもこんなトラブルがありました…
実は、別のキャンプ場では子どもたちの声に悩まされたことも。
朝の5時に隣のキャンピングカーから子どもたちの元気いっぱいの声が聞こえてきたんです。それに犬の鳴き声まで加わって…。
心の中では「いや、それはさすがに早すぎるよ!」と思いましたが、言い合いになるのも避けたかったので笑顔で「お元気ですね~」と言って切り抜けました(笑)。
もちろん、場所によってはそこで言葉にして注意を伝えるのも重要です。
キャンピングカー生活は、こうしたご近所トラブルも含めてのものなんですよね。でもそれに適応しながら、「どうやったらもっと気持ちよく過ごせるだろう?」と考えて改善していくのも楽しい部分でもあります。
決して完璧な環境ではないけれど、
人とのふれ合いを通じて学んでいけるのがこの生活の魅力かもしれません!
まとめ
キャンピングカー生活には、自由と冒険心をくすぐる素晴らしい魅力がありますが、実際には落とし穴もたくさんあるものです。
私たち夫婦も最初は理想と現実のギャップに戸惑いながら、一つずつ課題をクリアしてきました。特に予算の管理や駐車場選び、人間関係のトラブルなどは避けて通れない道ですが、その困難が逆に思い出深い体験にもなってます。
新しい環境での工夫や対応力が問われる日々ですが、これもキャンピングカー生活の「真実」だと思います。これから始める方は、まず小さな一歩から始め、トラブルを恐れずに楽しむ気持ちを忘れないでくださいね。
失敗も笑い話になるほどのスパイス。これも旅の醍醐味です!
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